塗膜調査プロジェクト | 北海道札幌市のPCB・鉄塔塗装なら株式会社成ヶ澤

塗膜調査

NARIGASAWAの取り組み

PCB・鉛・クロム含有の塗膜調査に専門工事業者としての
ノウハウと実績を活かし、確立した安全な環境対策と技術工法をご提案します。

PCB・鉛・クロム含有塗膜

鋼製橋梁をはじめとする多くの鋼構造物には、美観や腐食防止の観点から様々な塗料が塗装されています。
それらの原材料は配合と使い方によっては、環境や人体に影響を与えるものもあります。近年クローズアップされているものでは、さび止め顔料として使用されていた鉛や、着色顔料に使用されることの多い六価クロム、また昭和42年から昭和47年頃までの塩化ゴム系塗料に可塑剤として、使用されていたポリ塩化ビフェニル(PCB)などがあげられます。
その後、平成12年に循環型社会形成推進基本法の個別法の一つとして「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」いわゆるグリーン購入法が制定されました。
これにより鉛、クロムが使用されていた塗料に規制がかかり、「鉛・クロムフリーさび止めペイント」(JIS K 5674)が使われるようになりました。
これ以後、塗料の変更が行われたが、過去に塗装されていた橋梁をはじめ、多くの鋼構造物には鉛、クロム等の有害な重金属が塗膜に含有された状態です。

有害物質に関する法令

ポリ塩化ビフェニル廃棄物(PCB)の適正な処理の推進に関する特別措置法施行令により、
PCBを含む塗膜は平成39年3月までに処分委託を行わなくてはいけません。
既設塗膜の除去を行い処分を行う必要があります。

PCB処理期間シェイプ

塗料の成分について鉛等の有害物が確認された場合は、鉛中毒予防規則等関係法令や特化則に従い、著しく困難な場合を除き湿式による作業の実施、作業主任者の選任と適切な作業指揮の実施、有効な保護具の着用が必要です。

健康障害防止についてシェイプ

有害物質除去工法

Removal method

パワーツール工法(乾式)

・ディスクサンダー等により研削し塗膜を除去します。管理粉塵濃度以下で施工環境を整備して行います。

環境対応型剥離剤工法(湿式)

・環境対応型剥離剤を使用して塗膜を除去します。

NARIGASAWAの信念

NARIGASAWAは、関係法令に準じた工法で、塗膜内有害物質の調査から除去まで一貫して行います。
従事者への曝露防止対策と、周辺環境への飛散防止を抑え、安全でコスト低減を実現できる工法を提案致します。